
月の残業時間が20時間はブラック会社ですか?
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対策と回答
月の残業時間が20時間というのは、一概にブラック会社と断定することはできません。日本の労働基準法では、1日8時間、週40時間を法定労働時間と定めており、これを超える労働については36協定を結ぶことで法定時間外労働が認められています。しかし、36協定にも上限が設けられており、月45時間、年360時間が原則となっています。これを超える場合は特別条項を設けることができますが、年720時間以内、月100時間未満、2か月~6か月平均80時間以内という制限があります。
月20時間の残業は、この基準内であれば法的には問題ありません。しかし、ブラック会社かどうかの判断は、残業時間だけでなく、労働条件全体を見る必要があります。例えば、残業代が適切に支払われているか、休日が確保されているか、職場環境が良好かなども重要な要素です。また、労働者の健康や生活の質が損なわれていないかも考慮する必要があります。
したがって、月20時間の残業だけでブラック会社と判断するのではなく、他の労働条件も総合的に評価することが重要です。もし、労働条件に不満がある場合は、労働基準監督署に相談することも一つの手段です。
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