
退職する際、有給の残りが多い場合はどうなりますか?例えば、今月末(出勤日残り4日とする)で退社したい場合、有給はまだ30日残っていたら、来月退社みたいな扱いになるのでしょうか?給与の締め日は15日です。
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対策と回答
退職する際に有給休暇が残っている場合、その扱いは会社の就業規則や労働基準法に基づいて決定されます。一般的には、残った有給休暇は以下のいずれかの方法で処理されます。
有給休暇の消化: 退職日までに残った有給休暇を消化するように会社が求める場合があります。この場合、退職日を延長することなく、有給休暇を使って休暇を取ることができます。
有給休暇の買い取り: 会社が就業規則で定めている場合、残った有給休暇を日割りで買い取ることができます。この場合、退職日に未消化の有給休暇分の賃金が支払われます。
有給休暇の繰越: 一部の会社では、退職日までに消化できなかった有給休暇を次の年度に繰り越すことが認められていますが、これは稀です。
あなたの例では、今月末で退職し、有給休暇が30日残っている場合、会社の方針によりますが、通常は退職日までに有給休暇を消化するか、買い取りを行うことになります。来月に退社するような扱いになることは一般的ではありません。
給与の締め日が15日である場合、退職日が月末であれば、その月の給与に未消化の有給休暇分が含まれる可能性があります。ただし、これも会社の就業規則によりますので、必ず事前に会社の人事部門に確認することをお勧めします。
退職に関する手続きは、通常、退職希望日の2週間前までに会社に申し出ることが求められます。この期間内に、有給休暇の扱いについても明確に確認し、必要な手続きを行うことが重要です。
