現在正社員として働いていますが、会社の経営がうまくいっておらず、1ヶ月前から何度も面談がありました。新しい職場が決まり、12月から働くことになり、11月末に退職を申し出ました。その結果、明日から有給消化で来なくてもいいと言われました。会社は日給月給制なので、12月の給料が半分もなくなり、生活が困難になります。このような対応は違法でしょうか?どう対処すればよいでしょうか?
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対策と回答
会社があなたに有給休暇を強制することは、労働基準法に違反する可能性があります。労働基準法第39条によると、有給休暇は労働者が自由に取得できる権利であり、使用者は労働者の同意なしに有給休暇を強制することはできません。また、有給休暇を取得した場合でも、労働者は通常の賃金を受け取る権利があります。したがって、会社があなたに有給休暇を強制し、それによって賃金が減額されることは違法です。
このような状況にある場合、まずは会社との話し合いを行い、法的に正しい対応を求めることが重要です。もし会社が法的な対応を拒否する場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は労働基準法の違反に対して調査を行い、必要に応じて是正勧告を行う権限を持っています。
また、会社都合の退職となるかどうかは、会社があなたの退職をどのように処理するかによります。もし会社があなたの退職を自己都合として処理する場合、失業保険の受給資格が得られない可能性があります。そのため、退職に関する書類の記載内容にも注意が必要です。
このような状況では、労働問題に詳しい弁護士や労働組合に相談することも一つの選択肢です。彼らは法的なアドバイスを提供し、あなたの権利を守るための支援を行ってくれます。
よくある質問
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