現在、週50時間、1日にすると8時間20分の労働を行っていますが、労働基準法に違反している可能性はありますか？休憩時間を抜いてこの時間になります。

労働基準法によると、1日の労働時間は原則として8時間、週に40時間が上限とされています。したがって、あなたの場合、1日8時間20分、週50時間の労働は、法定労働時間を超えています。

法定労働時間を超える労働は時間外労働となり、使用者は36協定（時間外・休日労働に関する協定届）を労働基準監督署に届け出ることで、法定労働時間を超える労働を可能にすることができます。ただし、36協定には時間外労働の上限が設けられており、特別条項付き36協定を結ぶ場合でも、月45時間、年360時間が上限とされています。

また、時間外労働に対しては、通常の賃金の25%以上の割増賃金を支払うことが義務付けられています。これらの規定に違反していないか、使用者に確認することをお勧めします。

さらに、過労による健康への影響も考慮する必要があります。労働基準法は、労働者の健康を保護するために、労働時間の上限を設けています。長時間労働は、心身の健康を損なうリスクが高くなります。定期的な健康診断や、適切な休憩時間の確保も重要です。

以上の点を踏まえ、現在の労働時間が労働基準法に違反していないか、また、適切な割増賃金が支払われているか、使用者に確認することをお勧めします。