有給休暇を月に1回取るのは多すぎますか？上司からは、先月も先々月も休んだから休みすぎじゃないかと言われました。

有給休暇の取得に関しては、労働基準法により、年間に一定日数の有給休暇が労働者に付与されることが定められています。具体的には、6ヶ月間継続勤務し、所定労働日の8割以上出勤した労働者に対し、10日以上の有給休暇が与えられます。その後、勤続年数に応じて、有給休暇の日数は増加します。

あなたの場合、12年間勤務しているため、年間の有給休暇日数は相当数になっているはずです。月に1回の有給休暇を取得すること自体は、年間の有給休暇日数の範囲内であれば、法的には問題ありません。ただし、職場の慣習や上司との関係性によっては、その取得頻度が問題視されることもあります。

上司から休みすぎだと指摘された場合、その背景には、業務の進行やチームメンバーへの負担などが考えられます。そのため、有給休暇を取得する際には、事前に業務の引継ぎをしっかり行い、チーム全体への影響を最小限に抑えることが重要です。また、定期的に上司とコミュニケーションを取り、業務上の課題や休暇取得の頻度について理解を深めることも有効です。

舞台やコンサートなどの私的な予定で有給休暇を取得する場合、その理由を上司に説明することで、理解を得やすくなるかもしれません。ただし、その際には、業務に支障が出ないように配慮することが求められます。

最後に、職場によっては、有給休暇の取得に関する社内規定や方針があるため、それに従うことも重要です。社内規定に従い、適切なタイミングで有給休暇を取得することで、業務への影響を最小限に抑えることができます。