毎日9時から15時勤務で、午前10分と昼40分の休憩を合わせて50分取り、実働5時間10分となりますが、時給は15分単位で発生するため、毎日10分が切り捨てられています。これは違法ですか?
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対策と回答
日本の労働基準法に基づくと、労働時間の計算において、1分単位での計算が義務付けられています。つまり、1分でも働いた時間に対して賃金を支払うことが法的に求められています。したがって、15分単位での切り捨ては違法であると言えます。
具体的には、労働基準法第24条により、賃金は全額を支払わなければならず、その支払いは通貨で直接労働者に行わなければならないとされています。また、同法第37条により、時間外、休日及び深夜の割増賃金の支払いが義務付けられていますが、これらの計算も1分単位で行わなければなりません。
このような状況では、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働基準法の違反に対して是正勧告を行う権限を持っており、労働者の権利を守るための助言や指導を行ってくれます。また、労働組合に加入し、集団交渉を通じて問題解決を図ることも一つの方法です。
労働条件の改善は、労働者一人ひとりの努力が必要ですが、法に基づいた正当な権利を主張することで、職場環境の改善につながる可能性があります。
よくある質問
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