
「就業時間」の定義について質問です。例えば、9:00~18:00勤務の仕事だとすると、「就業時間」と言ったら、「9時から18時」なのか、「9時間」なのか。どちらが正しいのでしょうか。
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対策と回答
「就業時間」の定義は、企業や業界によって異なることがありますが、一般的には、従業員が実際に仕事を行う時間帯を指します。つまり、9:00~18:00勤務の仕事であれば、「就業時間」は「9時から18時」となります。これは、従業員が職務を遂行するために会社にいる時間を意味します。
一方、「9時間」という表現は、就業時間の長さを指します。これは、実際に仕事を行う時間の合計であり、休憩時間を除いた純粋な労働時間を示します。例えば、1時間の休憩がある場合、実際の労働時間は8時間となりますが、就業時間としては9時間と表現されることがあります。
日本の労働基準法では、1日の労働時間は原則として8時間、週に40時間を超えてはならないとされています。しかし、これはあくまでも法定労働時間であり、企業の就業規則によっては、これを超える場合もあります。その場合、超過分は残業として扱われ、割増賃金が支払われることになります。
また、就業時間の定義には、始業時間と終業時間が含まれますが、これには通勤時間や準備時間なども含まれる場合があります。これらの時間が就業時間に含まれるかどうかは、各企業の就業規則や労働契約によって異なります。
したがって、「就業時間」という言葉が具体的に何を指すかは、その企業の就業規則や労働契約を確認することが重要です。企業によっては、就業時間を「9時から18時」と定義している場合もあれば、「9時間」と定義している場合もあります。いずれにせよ、従業員は自分の就業時間がどのように定義されているかを理解し、それに基づいて勤務することが求められます。
