会社の交通費支給について、自宅から最寄り駅までのバス代は支給されるが、駐車場代や駐輪場代は支給されないのは普通ですか？自宅から駅までが5kmあり、バイクで通勤しているため、月に6000円以上の駐輪場代がかかり、これをあきらめるしかないのでしょうか？

日本の多くの企業では、交通費の支給について、公共交通機関を利用した場合の費用を支給することが一般的です。しかし、自家用車やバイクなどの自動車を利用した場合の駐車場代やガソリン代などは、通常支給の対象外となります。これは、企業が交通費を支給する目的が、公共交通機関の利用を促進し、環境への負荷を軽減することにあるためです。

あなたの場合、自宅から駅までの距離が5kmあり、バイクで通勤しているため、月に6000円以上の駐輪場代がかかっているとのことです。このような状況では、まずは会社の人事部門に相談することをお勧めします。会社によっては、特殊な事情がある場合には、交通費の支給対象を拡大することがあります。例えば、公共交通機関が利用できない地域に住んでいる場合や、身体障害者である場合などが該当します。

また、会社の交通費支給制度が労働基準法に基づいている場合、労働者が合理的な範囲で選択した通勤手段にかかる費用は、原則として支給されるべきです。したがって、バイクでの通勤が合理的であると判断される場合、駐輪場代も支給の対象となる可能性があります。

ただし、これらの判断は会社の方針や個々の状況により異なるため、具体的な対応については、まずは会社の人事部門に相談することが最善の策です。その上で、会社の方針に納得がいかない場合には、労働基準監督署に相談することも一つの手段です。