毎月残業が100時間近くあるのですが、辞めたら自己都合ですよね?退職届書かされます。
もっと見る
対策と回答
毎月100時間近くの残業は、労働基準法に違反している可能性があります。労働基準法では、1日8時間、週40時間を超える労働を行う場合、使用者は労働者に対して割増賃金を支払わなければなりません。また、月間の残業時間が80時間を超えると、過労死のリスクが高まるとされています。
あなたが退職を希望する場合、退職の理由が自己都合であるかどうかは、退職の動機や状況によります。自己都合退職とは、労働者側の都合による退職を指し、例えば転職、結婚、家庭の事情などが該当します。一方、会社側の都合による退職は解雇や倒産などが該当します。
残業時間が過剰であることを理由に退職する場合、これは労働条件の悪化を理由とする退職と考えられ、労働基準法第16条に基づく「正当な理由」があると判断される可能性があります。この場合、失業給付金の受給資格が認められる可能性があります。
退職届を提出する際には、退職の理由を明確に記載することが重要です。また、退職後の労働条件や給与の未払いなどについて、労働基準監督署に相談することも検討する価値があります。
最終的な判断はあなた自身に委ねられますが、法的な観点や労働条件の改善を求めることも一つの選択肢として考えることができます。
よくある質問
もっと見る