今年の4月に勤務時間を減らしたため雇用保険を止めました。雇用保険は約8年間掛けていました。同じ事業所で週に20時間未満で勤務していましたが身体的に辛いのでこの10月で退職する事にし、先週ハローワークに行き基本手当の申請手続きをしました。年次有給休暇が20日残っているので使って辞めるようにと上司は言ってくれていますが、その取得の仕方によっては、認定が先送りになってしまうのでしょうか。詳しいかた教えて下さい。

雇用保険の基本手当の申請手続きにおいて、年次有給休暇を取得する方法が認定に影響を与えるかどうかについては、以下の点を考慮する必要があります。

まず、年次有給休暇は労働者の権利であり、使用することは法的に認められています。しかし、基本手当の認定においては、失業の状態が継続していることが重要です。つまり、年次有給休暇を使用しても、その期間中に再就職したり、他の収入源を得たりしない限り、失業の状態は継続していると見なされます。

ただし、年次有給休暇を使用するタイミングによっては、認定のタイミングが影響を受ける可能性があります。例えば、年次有給休暇を使用して退職する場合、その期間は失業の状態とは見なされないため、認定日がその分遅れることがあります。具体的には、年次有給休暇を使用した期間は、失業認定日から除外されることがあります。

したがって、年次有給休暇を使用する場合は、退職日と認定日の関係を慎重に考慮する必要があります。ハローワークに相談し、具体的な使用計画を伝えることで、認定のタイミングについてのアドバイスを受けることができます。

また、雇用保険の基本手当は、失業の状態が継続している限り、一定の期間支給されます。したがって、年次有給休暇を使用しても、その後に失業の状態が継続すれば、基本手当は支給されます。ただし、年次有給休暇を使用する期間は、基本手当の支給期間から除外されることがありますので、注意が必要です。

以上の点を踏まえて、年次有給休暇の使用計画を立てることが重要です。ハローワークに相談し、具体的な使用計画を伝えることで、認定のタイミングについてのアドバイスを受けることができます。