
介護施設で約15年働いている者です。退職をしたいと3か月前に施設長に退職願を持っていきましたが、退職願が受け取られず、施設長から「冷静になって考えろ」や「辞めたら周りの人が不幸になる」と言われ続けています。どうしたら円満に今年度中に退職できるでしょうか。
対策と回答
介護施設で長年働いているあなたの状況について、深く共感いたします。退職を希望する理由が祖母の介護、夜勤業務の負担、そして時間外労働の問題など、多岐にわたることを理解しています。施設長からの反応が円満な退職に向けた障害となっていることも理解できます。
まず、施設の規約に従って退職願を提出したことは正しい手続きです。施設長が退職願を受け取らない、または退職に対して否定的な反応を示す場合、次のステップを検討することができます。
書面による確認: 退職願を郵送するか、メールで再度提出することで、提出の証拠を残すことができます。これにより、施設長が退職願を受け取ったことを明確にできます。
労働基準監督署への相談: 施設長の対応が法的に問題があると感じる場合、労働基準監督署に相談することができます。彼らは労働者の権利を守るための助言や指導を行ってくれます。
人事部門への相談: 施設長以外の人事部門に相談することも一つの方法です。人事部門は退職手続きに関する専門知識を持っており、問題解決の助けになるかもしれません。
弁護士への相談: 法的なアドバイスが必要な場合、弁護士に相談することも検討できます。弁護士はあなたの権利を守り、適切な法的手段を提案してくれます。
感情的な対応の回避: 施設長の言葉が感情的になっている場合、冷静に対応することが重要です。感情的な対立を避け、論理的な説明を続けることで、退職の意志を明確に伝えることができます。
最後に、退職に向けた準備として、次の職業への準備や、退職後の生活設計を進めることも重要です。退職が決まった後の生活に向けて、精神的にも経済的にもしっかりと準備をしておくことが、円満な退職につながります。
これらの手順を踏むことで、今年度中に円満に退職することが可能になると考えられます。あなたの決断を尊重し、新たなステージへの一歩を踏み出すためのサポートを続けていきましょう。
