セクハラ被害者への、会社側の対応について質問です。 私が働く会社は、社員100数名の中規模企業です。 先日、若い女性社員1名が、直属の上司で、 会社の取締役でもある中年男性社員からのセクハラ被害を告白しました。 当該の加害者は、翌日から姿を見なくなりましたが、とりあえずの 出勤停止という感じです。 被害者と会社側との話し合いはその日から数日続いていますが、その間にあった 朝礼の際、通常は取締役として前に出て話す立場の加害者が、このところ欠勤 している理由を、体調不良と説明したのです。 大変な事をやらかした訳だから、当然報告があるだろうと思っていたので、 その説明にはビックリです。でも、もしかしたら処分が決まるまでは 発表できないのかな…とも思っていました。 昨日、被害者と話す機会があり、経過を聞いたところ、会社側は、この セクハラの事実を公表するつもりが無いというスタンスのようです。 この事実を全社員に伝えると、コンプライアンスがどうこう…という言い分らしい。 しかも社長の友人の弁護士とやらも登場し、もっともらしく進行していっている ようなのですが…。 そもそも、全社員が集まる場で、「この社内でセクハラ被害がありました」 と報告することは、何かに違反することなのですか? 被害者がそれを望んでいるのにやらないのは、このまま葬り去るつもりじゃねーの!? と思ってしまいます。 ちなみに、被害者は、精神的にキツいと退職の意志を固めてしまっています。 会社は被害者の退職を待って、加害者に、またしれっと職場復帰させるつもり ですよね。こんな会社、最悪です。 会社に事実認定と社員への報告、加害者の処分等を、がっちりやってもらう 為には、被害者側は、これからどう動けばよいのでしょうか? 労働基準局へ相談?公的な電話相談等を使う? どなたかお詳しい方、ご教示いただけるとありがたいです。 宜しくお願い致します。
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対策と回答
セクハラ被害者への会社側の適切な対応は、法的にも倫理的にも非常に重要です。まず、会社がセクハラの事実を全社員に報告することは、法的に違反するものではありません。むしろ、透明性を保ち、社内の信頼を回復するためには、このような報告が必要です。
会社がセクハラの事実を秘匿する理由として、コンプライアンスの問題を挙げることは、実際には逆効果となります。セクハラは重大な違法行為であり、その事実を隠蔽することは、会社のコンプライアンス体制を疑わせる行為です。
被害者が会社の対応に不満を持っている場合、まずは労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための公的機関であり、セクハラ問題についても対応しています。また、弁護士に相談することも有効です。弁護士は法的な観点からアドバイスを提供し、被害者の権利を最大限に守るための手段を提案してくれます。
さらに、被害者が退職を考えている場合、退職代行サービスや労働組合に相談することも検討すべきです。これらの組織は、退職手続きの支援や、退職後の生活保障についてもアドバイスを提供してくれます。
最後に、会社が加害者を再び職場に復帰させる計画を持っている場合、これは非常に問題です。加害者の復帰は、被害者だけでなく、他の社員の心理的安全性をも損なう可能性があります。このような場合、被害者や他の社員が会社に対して、加害者の復帰を阻止するための行動を取ることが重要です。
総じて、セクハラ被害者は、自分の権利を守るために、公的機関や専門家に相談し、適切な行動を取ることが大切です。会社が適切に対応しない場合、外部の力を借りることが必要となるでしょう。
よくある質問
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