社会人2年目で、上司からのパワハラ・セクハラと過酷な労働環境(12連勤、1日14時間勤務等)に耐えられず、熱が出て仕事を休んだことが引き金となり、即日退職は可能でしょうか?また、去年の2月に辞めたいと申し出たが、退職が認められなかった経緯があります。
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対策と回答
即日退職の可否は、労働契約の内容や会社の就業規則によります。一般的に、労働者は退職を希望する場合、通常は30日前までに会社に通知することが求められます。しかし、過酷な労働環境やパワハラ、セクハラなどの問題がある場合、労働基準法に基づき、即日退職を求める権利があります。具体的には、労働基準法第16条により、労働者は「業務上の災害」や「職場の環境が健康を害する」などの理由で、即時に退職することが認められています。
あなたの場合、過酷な労働環境と上司からのパワハラ・セクハラが続いていることから、即日退職の権利がある可能性が高いです。ただし、これを実行するためには、まずは労働基準監督署に相談し、法的なアドバイスを受けることが重要です。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための機関であり、あなたの状況を評価し、必要な法的措置を取る手助けをしてくれます。
また、去年の2月に辞めたいと申し出たが、退職が認められなかったという経緯がある場合、その時点での労働契約の状態や会社の対応についても、労働基準監督署に相談することで、適切な解決策を見つけることができるかもしれません。
最後に、即日退職を選択する場合、会社からの給与や退職金などの取り扱いについても、労働基準法に基づいて確認する必要があります。労働基準法は、労働者の権利を守るための法律であり、あなたの状況に適用される規定を理解することで、適切な対応を取ることができます。
以上の点を踏まえ、まずは労働基準監督署に相談し、法的なアドバイスを受けることを強くお勧めします。
よくある質問
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