
建設業における2024年問題と時間外規制について、36協定を締結している会社では、時間外規制の起算日は36協定で決めた日になりますか?また、年間720時間の時間外労働は起算日から1年間で計算しますか、それとも毎月更新で1年間として計算しますか?
もっと見る
対策と回答
建設業における2024年問題とは、建設業の労働時間規制の強化を指します。具体的には、2024年4月から、建設業における時間外労働の上限が月45時間、年間720時間に制限されることを指します。この規制は、36協定を締結している会社にも適用されます。
36協定とは、労働基準法第36条に基づく協定で、時間外労働や休日労働を行う際に労働者と使用者が締結するものです。36協定では、時間外労働の上限時間や起算日などを定めますが、この起算日は通常、年度の初めなど会社の都合に合わせて設定されます。したがって、時間外規制の起算日は36協定で決めた日になります。
年間720時間の時間外労働については、起算日から1年間で計算されます。つまり、起算日から1年間の間に720時間を超える時間外労働を行うことはできません。毎月更新で1年間として計算するのではなく、起算日から1年間という連続した期間で計算されます。
例えば、年度の初めを起算日とした場合、その年度の初めから1年間の間に720時間を超える時間外労働を行うことはできません。そのため、年度の初めの半年は毎月45時間の時間外労働、残りの半年は毎月75時間の時間外労働というような場合、720時間を超える時間外労働が発生する可能性があります。このような場合、会社は労働基準法に違反することになりますので、注意が必要です。
よくある質問
もっと見る·
会社のデータを大量に持ち出した場合、損害賠償を求められる可能性はありますか?·
会社に多大な迷惑をかけて辞めた従業員が後日、その社長に「何でもしますから許してください」と言い、社長が「本当になんでもするんだな?」と言い、その社長が突然殴りかかるのをどう思いますか?何十発も殴りつけたあと、「何でもすると言ったはずだ」と言うのを。·
下請け会社に勤務している場合、入院手術が必要となった際に、元請け会社に病名を伝えるべきか?また、職場の上司全員に病名を伝え、診断書も全員に見せる必要があるか?同僚には病名を知られたくない場合、どのような対応が適切でしょうか?·
福祉の児童デイサービスで働いている者ですが、ヒヤリハットの報告書を作成していたら、それは業務ですることではないと言われました。業務外の休憩、出勤前後にやってくれと言われました。ヒヤリハットの報告書作成は、業務ではないのでしょうか?·
外販関係の取引のある部署で仕事をしているのですが、契約書を取り交わさず販売していた2業者があります。契約を取り交わすまでは勝手に販売決定した管理職に請求書発行をさせていましたが、契約を交わした途端一般職の私に発行を頼んでくるようになりました。契約内容も決裁書とは異なり委託率のパーセンテージが違い曰くつきのないようになりますので責任を取らされるのでは?と思って怖いです。請求書発行には社内の回覧システムで私が発行した場合私の印、課長の印、部長の印で発行されます。私自身社会人生活がそこそこでこんなこと言いたくありませんが、責任を下手に取らされたくないのですが、この場合どうすればいいでしょう?契約を結んだ本人と私は部が違います。