
産業医から復職不可と直接言われ、離職票には退職勧奨と書かれています。産業医にそのような権利はなく、これは違法ですよね?また、産業医面談の終盤で会社の社員が同席し、辞めさせたいと確認されました。このようなやり取り、どう対処すべきでしょうか?
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対策と回答
産業医が従業員の復職を阻止する権限を持っているという認識は誤りです。産業医の主な役割は、従業員の健康状態を評価し、職場環境が健康に及ぼす影響を監視することです。従業員の復職可否を決定する権限は、基本的には会社の管理職や人事部門にあります。
あなたの場合、産業医が直接的に復職不可と言い、さらに会社の社員との間で退職を強制する旨の会話が行われたことは、労働法に違反する可能性があります。日本の労働基準法は、雇用主が不当な理由で従業員を解雇したり、退職を強要したりすることを禁止しています。
このような状況に対処するためには、まずは労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を保護し、労働法の違反に対して調査を行う政府機関です。相談の際には、できるだけ詳細な状況説明と証拠(離職票、面談の録音など)を用意することが重要です。
また、弁護士に相談することも有効です。労働問題に特化した弁護士は、法的な観点からあなたの権利を最大限に守るためのアドバイスを提供してくれます。
最後に、このような経験を共有することで、同じような状況に陥った他の従業員が対処法を学ぶ手助けになるかもしれません。オンラインコミュニティや労働組合など、情報共有の場を活用することも検討してみてください。
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