
解雇されたにも関わらず、自己都合として退職届を提出しました。これは民法96条に基づいて取り消すことが可能ですか?
もっと見る
対策と回答
はい、民法96条に基づいて、あなたの退職届を取り消すことが可能です。民法96条は、「強迫による意思表示は取り消すことができる」と定めています。あなたの場合、上司からの脅迫的な言動により、本来解雇されたという事実を隠すために自己都合として退職届を提出したという状況です。これは明らかに強迫による意思表示であり、民法96条に基づいて取り消すことが認められます。
具体的な手続きとしては、まずは弁護士に相談し、法的な観点からのアドバイスを受けることをお勧めします。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き、法的な手続きを支援してくれるでしょう。また、会社側に対して、民法96条に基づく意思表示の取り消しを行う旨を書面で通知することも重要です。この書面には、強迫された状況を詳細に記載し、証拠となるもの(例えば、上司とのメールやチャットの記録など)を添付することが望ましいです。
なお、退寮手続きに関しては、会社側が誤った情報を提供したという点も重要な要素です。これについても、弁護士を通じて会社側に対して是正を求めることが可能です。
最後に、このような状況に陥った場合、早急に対応することが重要です。法的な手続きには時間がかかることもありますので、一刻も早く弁護士に相談することをお勧めします。
