飲食店で正社員として働き始めてもうすぐ1年です。朝10時出勤、帰宅は12時過ぎることが多く、2時や3時前になることもあります。休憩は1時間半のときもあれば10分だけのときもあり、日によってバラバラです。休みは週に1.5日なので丸一日休めるのは当然1日です。給料は手当等はなく基本給から諸々引かれるばかりです。手取りは15万もありません。最低賃金を大きく下回っています。有給は取れないこともないですが、雰囲気的に簡単に取れるような感じではありません。飲食業が大変なことを知った上で入社しましたし、面接でも給料や休日等について説明されたので今更文句を言うのも嫌な感じですが、上記の中で普通に法律違反もありますよね?お店の料理は大好きで、もちろんかなり勉強になります。でも、自由に使える時間とお金が無さすぎて正直しんどいです。バレてないだけで同じような店はたくさんあると思いますが、飲食業だから当たり前と思って泣き寝入りするしかないのでしょうか?
対策と回答
あなたの状況は、労働基準法に違反している可能性が高いです。具体的には、以下の点が問題となります。
労働時間と休憩時間: 労働基準法では、1日8時間、週40時間を超える労働に対しては、36協定を締結していない限り、時間外労働をさせてはならないとされています。また、労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければなりません。あなたの場合、休憩時間が10分から1時間半とバラバラであり、これは労働基準法に違反している可能性があります。
休日: 労働基準法では、週に少なくとも1日(または4週間に4日)の休日を与えなければなりません。あなたの場合、週に1.5日の休みがあるとのことですが、これが法的に十分かどうかは微妙です。特に、丸一日休めるのが1日だけというのは、法的に問題がある可能性があります。
賃金: 最低賃金法により、各都道府県には最低賃金が設定されており、これを下回る賃金で働かせてはなりません。あなたの手取りが15万円もなく、最低賃金を大きく下回っているとのことですが、これは明らかに違法です。
有給休暇: 労働基準法では、6ヶ月以上継続勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、有給休暇を与えなければなりません。有給休暇を取得しにくい雰囲気があるとのことですが、これも法的に問題があります。
これらの点から、あなたの労働条件は法的に問題がある可能性が高いです。泣き寝入りするのではなく、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための機関であり、違法な労働条件を是正するための措置を取ることができます。また、労働組合に加入することも、労働条件の改善に役立つかもしれません。あなたの大切な労働権利を守るために、適切な手段を取ることが大切です。
よくある質問
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