週4日で、7.5時間働く場合、社会保険に加入する必要がありますか？また、社会保険に加入すると、手取りからどのくらい引かれますか？

社会保険の加入要件は、週の労働時間と1ヶ月の労働日数に基づいて決定されます。具体的には、週の所定労働時間が20時間以上、かつ、1ヶ月の所定労働日数が12日以上、さらに、同一の事業所で1年以上継続して雇用される見込みがある場合に社会保険に加入する必要があります。

あなたの場合、週4日で7.5時間働くということは、週の労働時間は30時間となり、これは社会保険の加入要件である20時間を満たしています。しかし、1ヶ月の労働日数が12日以上あるかどうか、そして1年以上継続して雇用される見込みがあるかどうかについては、具体的な状況によります。

社会保険料は、標準報酬月額に保険料率を掛けて計算されます。標準報酬月額は、4月、5月、6月の報酬の平均額を基に決定されます。保険料率は、都道府県によって異なりますが、例えば東京都の場合、健康保険料率は9.87%、厚生年金保険料率は18.3%です。これらの保険料は労使折半となりますので、あなたの負担分はそれぞれの半分となります。

具体的な金額については、あなたの標準報酬月額によって異なりますが、一般的には手取りから4万円程度引かれるというのは、おおよその目安として正しいと言えます。ただし、これはあくまでも一例であり、実際の金額はあなたの具体的な状況によります。

社会保険に加入することで、病気や怪我、老後の生活などに備えることができますが、一方で保険料の負担もあります。加入するかどうか、また、加入する場合の具体的な保険料については、勤務先の人事部門や社会保険労務士に相談することをお勧めします。