
働き方改革で、基本的な上限が1日8時間、週40時間となっていますが、せめて1日12時間、週60時間にすべきだと思いませんか?中学生でも1日8時間以上勉強することが珍しくないので、1日8時間はおかしいと思います。
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対策と回答
働き方改革は、長時間労働による健康への悪影響や労働生産性の低下を防ぐために導入されました。1日8時間、週40時間の労働時間は、国際労働機関(ILO)が定める基準に基づいており、多くの先進国で採用されている標準的な労働時間です。
一方、中学生の学習時間は、学校の授業時間や家庭学習などを含めると1日8時間以上になることがありますが、これは労働時間とは異なります。学習は知的活動であり、労働とは異なる性質を持っています。また、中学生の場合、学習時間が長くなることで疲労が蓄積され、学習効果が低下することも考えられます。
労働時間を増やすことは、労働者の健康や福祉に悪影響を及ぼす可能性があります。長時間労働は、心身の健康を損ない、家庭生活や余暇時間を奪うことになります。また、労働生産性の観点からも、長時間労働が必ずしも高い生産性につながるわけではありません。
したがって、労働時間を1日12時間、週60時間に増やすことは、労働者の健康や福祉を損なうだけでなく、労働生産性の低下にもつながる可能性があります。働き方改革の目的は、労働者の健康と福祉を守り、労働生産性を向上させることであり、労働時間を増やすことはその目的に反すると言えます。
