1日3〜4時間のパートで、休み無しで1週間以上働いても時給はそのままでしょうか？アップしないと会社側は違法になりますか？労基に相談できますか？

日本の労働基準法に基づくと、パートタイマーの時給は基本的には労働時間に応じて変動しません。つまり、1日3〜4時間のパートであれば、休み無しで1週間以上働いたとしても、時給がアップすることはありません。ただし、労働基準法では最低賃金が定められており、これを下回る時給で働かせることは違法です。

会社側が時給をアップしないこと自体は違法ではありませんが、最低賃金を下回る場合や、労働時間が長くなるにつれて時給が下がるような場合は違法となります。また、労働条件に不満がある場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、労働者の権利を保護するための機関です。

具体的な相談方法としては、労働基準監督署の窓口に直接訪問するか、電話で相談することができます。相談の際には、労働契約書や給与明細など、労働条件を証明できる書類を持参することが望ましいです。労働基準監督署は、労働者のプライバシーを尊重し、相談内容は秘密にされますので、安心して相談することができます。

また、労働組合に加入している場合は、組合を通じて相談することも可能です。労働組合は、労働者の権利を擁護し、労働条件の改善を図るための組織です。労働組合に相談することで、個人では難しい交渉や問題解決を支援してもらうことができます。

以上のように、パートタイマーの時給がアップするかどうかは基本的には労働時間に依存しませんが、最低賃金を下回る場合や労働条件に不満がある場合は、労働基準監督署や労働組合に相談することができます。