非正規から正規採用になったが、3/31で一旦契約が終了し、4/1から同じ職場で正規になった場合、総務から健康保険証を返すよう求められた。同じ職場なのに、なぜそのまま使えないのか?
もっと見る
対策と回答
健康保険証を返すよう求められる理由は、健康保険制度の仕組みにあります。健康保険は、被保険者が所属する健康保険組合によって提供されます。非正規社員と正規社員では、通常、異なる健康保険組合に加入していることが多いです。
非正規社員の場合、多くは短期雇用者用の健康保険組合に加入しています。一方、正規社員になると、通常、企業が加入している健康保険組合に移ることになります。このため、非正規社員時代の健康保険証は、正規社員としての健康保険組合には適用されないため、返却する必要があります。
具体的な手続きとしては、まず非正規社員時代の健康保険証を返却し、その後、新たに正規社員としての健康保険証が発行されます。この手続きは、健康保険組合の規定に従って行われるため、同じ職場であっても、健康保険証の切り替えが必要となります。
このような手続きが行われる背景には、健康保険組合ごとに異なる給付内容や保険料の設定があります。したがって、正規社員としての新しい健康保険証を取得することで、適切な給付を受けることができるようになります。
また、健康保険証の返却と再発行は、法的に定められた手続きであり、企業側もこれに従う必要があります。従業員側としても、この手続きを正確に行うことで、自身の健康保険の権利を確保することができます。
以上の理由から、同じ職場であっても、非正規社員から正規社員になる際には、健康保険証の返却と再発行が必要となります。
よくある質問
もっと見る