私の勤めている会社は、有給休暇を5日以上取ったらいけないことになっています。有給休暇があることも17年勤めていますがつい最近です。こんな会社が他にあるんでしょうか。パートの皆が不満に思っています。

日本の労働基準法により、労働者は年次有給休暇を取得する権利があります。具体的には、6か月以上継続勤務し、所定労働日の8割以上出勤した労働者に対し、使用者は年次有給休暇を与えなければなりません。年次有給休暇の日数は、継続勤務年数や週所定労働日数によって異なりますが、最低でも10日以上の年次有給休暇が付与されることになっています。

あなたの会社が有給休暇の取得を5日以上に制限していることは、労働基準法に違反する可能性があります。労働基準法では、労働者が有給休暇を取得する際に、使用者が不利益を与えることを禁止しています。つまり、有給休暇を取得したことを理由に、給与の減額や不利益な取り扱いをすることは違法です。

また、パートタイマーの方々が不満を持っていることも理解できます。パートタイマーであっても、労働基準法に基づいて年次有給休暇を取得する権利があります。会社の方針が労働基準法に違反している場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、違反があった場合に是正勧告や指導を行います。

他にも、このような方針を持つ会社が存在する可能性はありますが、それは法的に問題がある可能性が高いです。労働者の権利を守るために、労働基準法について正しく理解し、必要に応じて労働基準監督署や弁護士に相談することが重要です。