
貿易事務(フォワーダー)として、カーゴワイズ(CW)システムのShipmentとConsolidationのインコタームズ登録部分の理解に困っています。具体的には、中国向けバイヤーズコンソリデーション案件で、ShipmentがExworks(ACC)、ConsolがPrepaidとなっていますが、この設定の意味がわかりません。ShipmentとConsolのCorrect/Prepaidが一致しない理由を教えてください。
対策と回答
貿易事務において、特にフォワーダーとしての業務では、システムの理解と適切な設定が重要です。ご質問のケースでは、カーゴワイズ(CW)システムのShipmentとConsolidationのインコタームズ登録部分についての理解が求められています。
まず、ShipmentとConsolの基本的な役割を確認しましょう。Shipmentは一般的に、出荷者(Shipper)と荷受人(Consignee)間の契約条件を指し、これにより運送費用やリスクの負担が決定されます。一方、Consolはフォワーダーと船会社間の契約条件を指し、これにより運送費用の支払い方法が決定されます。
ご質問のケースでは、ShipmentがExworks(ACC)、ConsolがPrepaidとなっています。Exworks(ACC)は、出荷者が指定場所で商品を引き渡すだけで、それ以降のリスクや費用は輸入者が負担する条件です。これは、輸入者が全ての費用を負担することを意味します。
一方、ConsolがPrepaidとなっているのは、フォワーダーが船会社に対して運送費用を前払いすることを意味します。これは、フォワーダーが輸入者から運送費用を回収する前に、船会社に対して費用を支払う必要があるためです。このように、ShipmentとConsolの設定が一致しないのは、それぞれが異なる当事者間の契約条件を反映しているためです。
具体的なケースでは、輸入者が全ての費用を負担するという条件がShipmentで設定されていますが、フォワーダーが運送費用を前払いする必要があるため、ConsolがPrepaidとなっています。これにより、輸入者は後でフォワーダーから運送費用を請求されることになります。
このように、ShipmentとConsolの設定が一致しないのは、それぞれが異なる当事者間の契約条件を反映しているためです。貿易事務においては、このような詳細な理解が重要であり、適切な設定が業務の効率化と正確な請求につながります。
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