会計年度職員として勤務しており、今年度末で任期が終了します。勤務評価が良好で、必要な場合に再任用もあり得るとのことですが、仮に再任用の話があった場合、断ることはできますか。以前働いていた同じ市役所内の別の部署から、来年度働かないかという話があり、こちらに行きたいと思っています。

会計年度職員としての再任用について、断ることは基本的に可能です。ただし、その決定にはいくつかの点を考慮する必要があります。

まず、再任用の話が具体的になった場合、その条件や契約内容をしっかりと確認することが重要です。再任用には通常、新たな契約書が必要となり、その中には勤務条件や給与、勤務期間などが明記されています。これらの条件が自分にとって適切かどうかを判断するために、契約書の内容を慎重に検討する必要があります。

次に、再任用を断る場合の手続きについてです。通常、再任用の話が出た段階で、その旨を上司や人事部門に正式に伝える必要があります。この際、断る理由を明確にすることが大切です。例えば、別の部署への異動を希望している場合は、その理由を具体的に説明することで、理解を得やすくなります。

また、再任用を断ることで、今後のキャリアに影響が出る可能性も考慮する必要があります。特に公務員としてのキャリアを考えている場合、一度の断りが将来の評価に影響を与えることもあり得ます。そのため、断る際には、将来のキャリア形成にどのような影響があるかを考慮し、可能であれば、その点についても上司や人事部門と話し合うことが望ましいです。

最後に、別の部署への異動希望についてですが、これは再任用を断る理由として十分に説得力があります。ただし、異動の話がまだ具体的でない場合は、その点も含めて上司や人事部門と話し合い、可能な限り具体的な計画を立てることが重要です。

以上の点を踏まえて、再任用を断る決断をすることができます。ただし、その決断が自分のキャリアにどのような影響を与えるかを慎重に考え、必要ならば、信頼できる先輩や職場のカウンセラーに相談することも有効です。