5年以上働いている職場で、週3以上勤務のパート、契約社員、社員全員に顔写真と趣味を提出するよう専務から命令されました。就職時の面接で既に履歴書に記載し、写真も提出しています。この命令の目的が不明で、個人情報の提供に抵抗があります。また、専務の人となりに生理的な無理があり、命令に従いたくありません。どのように断るべきでしょうか？

職場で個人情報の提供を求められることは、特にその目的が不明瞭な場合、多くの人にとって不快感や疑問を引き起こすことがあります。あなたの場合、既に就職時に顔写真と趣味を含む履歴書を提出しているにも関わらず、再度同様の情報を求められていることで、さらに困惑されていることと思います。

まず、この要求が法的に許容される範囲内であるかを確認することが重要です。日本の労働基準法において、雇用主は労働者のプライバシーを尊重する義務があります。したがって、無理な個人情報の要求は違法となる可能性があります。

次に、この要求の正当な理由を尋ねることができます。例えば、「この情報は何のために必要ですか？」や「これは社内のどのようなプロセスに関連していますか？」などの質問を通じて、要求の背景を理解しようとすることが有効です。

そして、もし要求が法的にも合理的にも根拠がないと判断した場合、あなたはこの要求を拒否する権利があります。その際、「この要求は私のプライバシーの観点から受け入れがたい」という理由を明確に述べることが重要です。また、拒否する際には、その旨を書面で伝え、記録を残すことも考慮に入れると良いでしょう。

最後に、もし専務の要求があなたにとって過度に不快である場合、それが職場ハラスメントの一形態である可能性も考慮する必要があります。その場合、労働基準監督署や弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。

職場での人間関係を悪化させたくないというあなたの気持ちは理解できますが、自分の権利とプライバシーを守ることも重要です。適切な方法で対処することで、職場環境の改善にもつながるかもしれません。