時間外勤務について教えて下さい。上司に勤務時間内に埋められない仕事を開始時刻30分前にきて無償で全員でやるよう強要されています。それは違うのでは?と、上司に聞くとよその会社はどこでもやっている事と今後も止める気ありません!との答え。現在月にトータル5時間半の時間外仕事をしています。他の会社の方も無償労働はあたり前のことなのでしょうか?教えて下さい。
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対策と回答
日本の労働基準法により、時間外労働に対しては割増賃金が支払われることが定められています。具体的には、1日8時間、週40時間を超える労働に対しては、通常の賃金の25%以上の割増賃金が支払われることが義務付けられています。また、深夜労働や休日労働についても、さらに高い割増率が適用されます。
あなたの状況について言えば、勤務時間前に無償で仕事を強要されることは、労働基準法に違反しています。また、月に5時間半の時間外労働を行っているにもかかわらず、それに対する割増賃金が支払われていないことも違法です。
上司から「他の会社もどこでもやっている」という回答を受けたとしても、それは法的に正当化されるものではありません。労働基準法は全国一律に適用される法律であり、どの企業もこれを遵守する義務があります。
このような状況にある場合、まずは労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための行政機関であり、違法な労働条件に対して是正勧告を行う権限を持っています。また、労働組合に加入することも一つの解決策となります。労働組合は、労働者の権利を擁護し、公正な労働条件を確保するための団体です。
無償労働があたり前のことではないことを理解し、自分の権利をしっかりと主張することが大切です。
よくある質問
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