退職後の失業保険について、副業収入がある場合の減額計算方法を教えてください。

失業保険の支給額は、退職前の給与を基準に計算されます。具体的には、退職前6ヶ月間の賃金の合計を180で割った金額（賃金日額）に基づいて計算されます。しかし、副業やアルバイトなどの収入がある場合、その収入によって失業保険の支給額が減額されることがあります。

具体的な減額計算方法は、副業やアルバイトで得た収入から控除額（1,340円）を差し引いた金額が、失業保険の基本手当日額を超える場合、その超過分が減額されます。例えば、基本手当日額が5,000円で、副業収入が5万円ある場合、5万円から1,340円を引いた48,660円を30で割った金額（1,622円）が1日あたりの収入となります。この1,622円が基本手当日額の5,000円を超えないため、減額は発生しません。

しかし、もし副業収入がもっと多く、1日あたりの収入が基本手当日額を超える場合、その超過分が減額されます。減額後の支給額は、基本手当日額から超過分を引いた金額となります。

具体的な金額については、ハローワークでの相談や計算が必要です。また、失業保険の支給条件や手続きについても、ハローワークで詳しく説明を受けることができます。