定年退職後に新しい仕事に7か月勤めていますが、夜勤があり体力的にしんどいため退職を考えています。この場合、失業保険は受け取れますか？

失業保険の受給資格は、基本的には離職前の2年間に雇用保険に12か月以上加入していることが必要です。あなたの場合、定年退職後に新しい仕事に7か月勤めており、その間雇用保険に加入していたとのことです。しかし、失業保険の受給資格を判断する際には、離職理由も重要な要素となります。

夜勤があり体力的にしんどいため退職を考えているとのことですが、これは一般的に自己都合退職とみなされます。自己都合退職の場合、失業保険の受給には待期期間があり、さらに給付制限期間が設けられることが一般的です。具体的には、待期期間が3か月間、その後給付制限期間が3か月間となることが多いです。

ただし、自己都合退職であっても、特定の条件を満たす場合には給付制限が免除されることがあります。例えば、離職前の6か月間に雇用保険に加入していた期間が3か月以上であることや、離職後にすぐに求職活動を開始していることなどが条件となります。

また、夜勤が体力的に負担となっているという点については、医師の診断書などを提出することで、健康上の理由による退職と認められる可能性もあります。この場合、失業保険の受給における給付制限が免除される可能性が高くなります。

最終的な判断はハローワークによって行われますので、詳細な情報や証明書類を持参して相談することをお勧めします。ハローワークでは、個別の状況に基づいて失業保険の受給資格や給付金額を詳しく説明してくれます。