仕事を辞めて公認会計士か税理士を目指そうかと思っています。公認会計士の通信講座等を受けながら失業保険をもらうことは可能でしょうか？

失業保険を受給しながら資格取得のための通信講座を受講することは、条件によっては可能です。具体的には、以下の点を考慮する必要があります。

1. 受給資格: 失業保険を受給するためには、一定の期間働いていたことが必要です。また、辞めた理由が自己都合である場合、受給までに待機期間があります。

2. 求職活動: 失業保険を受給するためには、積極的に求職活動を行う必要があります。通信講座を受講していることが、求職活動を妨げないようにする必要があります。

3. 収入制限: 失業保険の受給中に収入がある場合、その収入額に応じて失業保険の額が減額されることがあります。通信講座の受講料や教材費は収入とみなされないため、これに該当しないと考えられます。

4. 講座の性質: 通信講座が職業訓練と認められる場合、失業保険の受給要件に影響を与えることがあります。職業訓練を受けることで、失業保険の受給が認められる場合もあります。

具体的な条件や手続きについては、ハローワークに相談することをお勧めします。ハローワークでは、個別の状況に基づいて、失業保険の受給可否や条件を詳しく説明してくれます。また、資格取得のための通信講座が職業訓練として認められるかどうかも確認できます。

失業保険を受給しながら資格取得を目指すことは、経済的な負担を軽減し、将来のキャリアアップにつながる可能性があります。しかし、受給条件を満たすためには、求職活動を継続し、講座の受講が求職活動に支障をきたさないように注意する必要があります。