新卒です。先月初任給をもらいましたが、所得税や厚生年金による控除の額に驚きました。これに加えて、来年からは住民税もあると思うと憂鬱です。しかも税金って頑張って働いて稼ぐとその分取られますよね? これって不公平じゃないですか? 努力したから高い年収なのにその人達から多くとって、それなのに税金での福祉サービス等は皆が平等に受けてるの納得できないです。所得税の仕組みはあまりに不公平では??消費税のように誰でも平等に徴収される税システムだけであるべきだと思います。
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対策と回答
初任給を受け取ったばかりで、所得税や厚生年金、住民税の控除額に驚かれたことは理解できます。税金の仕組みは複雑で、特に初めて給与を受け取るときには、その額に驚くことがあります。しかし、税金は単に収入に比例して徴収されるものではなく、社会全体の福祉やインフラの維持、教育や医療などの公共サービスの提供に使われています。所得税は累進課税制度を採用しており、高所得者からはより多くの税金を徴収することで、社会的な格差の調整や公共サービスの質の向上を図っています。この仕組みは、経済的に豊かな人が社会全体の発展に貢献するという考え方に基づいています。一方、消費税はその名の通り、消費行為に対して一律に課税されるもので、所得に関係なく同じ割合で徴収されます。しかし、消費税だけで税制を構成すると、低所得者層にとっては生活費の大部分が税金となり、生活が困難になる可能性があります。税制の公平性は、単に誰にも同じ割合で課税することだけではなく、社会的な状況や経済的な状況を考慮して、それぞれの立場に応じた負担の公平性を考える必要があります。税金の仕組みは、それぞれの国の経済状況や社会構造、歴史的背景などを考慮して設計されており、一概に不公平だとは言えません。税金の使い道や税制の改革については、常に議論が交わされており、それぞれの立場や価値観によって意見が分かれることもあります。しかし、税金が社会全体の発展や福祉の向上に寄与していることを理解することが、税金に対する納得感を得る一つの方法です。
よくある質問
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