
SESのITエンジニアとして働く24歳男性です。現在3年目で年収が300万円以下で、基本給が約19万円、手取りが約15万円、ボーナスが夏冬合わせて約15万円、年間の昇給が毎年1000円です。給料が低すぎてモチベーションが低下しています。20代のITエンジニアの給料はこれくらいが普通なのでしょうか?
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対策と回答
SES(System Engineering Service)のITエンジニアとしての給与について、あなたの現状は決して珍しいものではありません。日本のIT業界において、特にSES企業では、初年度から高額な給与を期待することは難しい場合が多いです。SES企業は、主に外部のプロジェクトにエンジニアを派遣する形態が多く、そのため給与水準は派遣先のプロジェクトや業界の相場に大きく依存します。
一般的に、20代のITエンジニアの給与は、企業規模や業界、地域によって大きく異なります。大都市圏で大手企業に勤める場合、年収400万円以上も珍しくありませんが、地方や中小企業では300万円以下の場合も多く見られます。特にSES企業では、経験年数が少ないうちは給与が低く設定されることが一般的です。
しかし、給与が低いことがモチベーションを低下させることは理解できます。このような状況では、以下のような対策を検討することができます。
- スキルアップと資格取得: プログラミング言語やフレームワークの習得、資格取得(例:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験など)を通じて、自分の市場価値を高める。
- 業務外の収入源: 副業やフリーランスとしての仕事を検討し、収入を増やす。
- 転職活動: 給与水準が高い企業や業界への転職を検討する。特に、SES企業から直接受託開発を行う企業や、自社サービスを持つ企業への転職は給与アップの可能性が高い。
- 交渉力の向上: 現在の職場での昇給やボーナスの交渉を行う。具体的な成果や市場価値を示すことで、給与交渉の材料を増やす。
給与が低いことは一時的な問題であり、自分のスキルや経験を積み重ねることで、将来的には大きな収入アップが期待できます。まずは、現状を受け入れつつ、自分のキャリアプランを見直し、具体的な行動計画を立てることが重要です。
