現在正社員として勤めています。基本給はなく時給制となっています。控除額はその月の収入によって変わるのでしょうか?それともある程度基本給は定められていてその額から固定で引かれるのでしょうか?
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対策と回答
日本の労働法において、正社員としての雇用形態に関わらず、給与の計算方法や控除額の決定は企業の就業規則に基づいて行われます。時給制の場合、通常はその月の労働時間に基づいて給与が計算されますが、控除額については企業の就業規則により異なります。
一般的に、控除額は健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険料、および所得税などが含まれます。これらの控除額は、基本的にはその月の給与額に応じて変動します。例えば、社会保険料は標準報酬月額に基づいて計算され、標準報酬月額はその年の4月、5月、6月の給与の平均額を基に決定されますが、その後の給与額の変動によっても影響を受けることがあります。
一方、所得税はその月の給与額から社会保険料などを控除した後の金額に基づいて計算されます。したがって、給与額が変動する時給制の場合、控除額もそれに応じて変動することになります。
ただし、企業によっては控除額を固定する場合もありますが、これは就業規則や労働契約に明記されている必要があります。具体的な控除額の計算方法については、就業規則を確認するか、人事部門に問い合わせることをお勧めします。
また、労働者の権利を守るために、労働基準法に基づく最低賃金の確認や、給与明細の内容をしっかりと確認することも重要です。給与に関する疑問や不満がある場合は、労働基準監督署に相談することも可能です。
よくある質問
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