
退職日直近の出社は義務でしょうか? 転職のため、11月末で現在の勤務先を退職予定です。現在の勤務先の就業規定には、「退職日から遡る2週間は出社すること」が明記されています。今まで退職した方も、有給を消化してから最後の2週間だけ出社し退職、というケースが多かったように思います。 しかし、私の仕事は、最後の2週間だけ出社してやれるようなものではないのです。1つの案件を責任をもって1人で完了させるような仕事で、そういう案件が沢山あります。仮に有給を消化するとなった場合、その前に他の方へ引き継いで、私の手元から全案件を手放すしかありません。そして、有給後に出社して一度引き継いだ案件をまた担当するとなると、今度は引き継いだ方から再度引き継いでもらうことになります。どう考えてもそれは迷惑です。 そういう事情もあり、退職日直前に有給を消化したいのですが、それは可能でしょうか?可能かどうかというのは、会社が認めれば可能でしょうか?という意味です。それとも就業規定がある以上、会社として認めたくても認めることはできないのでしょうか?また、そういう提案というか主張をすることは失礼ですか?
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対策と回答
退職日直近の出社義務については、就業規則に明記されている場合、基本的には従う必要があります。しかし、あなたのように特殊な状況にある場合、会社との交渉が可能です。
まず、就業規則は会社の一方的なルールではなく、労使協議によって定められたものです。そのため、あなたの状況を理解してもらうために、まずは上司や人事部に相談することが大切です。あなたの仕事の性質や、引き継ぎの難しさを具体的に説明し、有給消化を希望する理由を明確に伝えることが重要です。
会社が柔軟に対応できるかどうかは、会社の方針やあなたの勤務態度、過去の実績などによります。過去に同様のケースがあり、会社がそれを認めている場合、あなたの希望も認められる可能性が高いです。
また、提案や主張をする際には、失礼にならないように注意が必要です。相手の立場を尊重し、自分の希望を押し付けるのではなく、「このような状況ですが、このように対応していただけると助かります」という形で、相手に選択肢を提示するようにしましょう。
最終的には、会社の判断になりますが、あなたの状況を理解してもらうためには、しっかりとした説明と、相手の立場を考慮した提案が必要です。
