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会社から退職日を早めて欲しいと言われています。10月6日で会社を辞めたいということを上司に言いました。10月1日で有給が出るので最後の3日間だけ有給を使いたいということも話しました。その後、9月27日で退職してくれと言われました。正直納得がいかず、私にも退職日を選択する権利と有給を使う権利はありますよねと言ったところ、会社の権利がある、社長と専務が決めたから自分は分からないの一点張りでした。この場合、会社都合の退職にならないのでしょうか?小さい家族経営の会社で、専務が全部決める、社長は介入しないという感じの会社なので諦めるしかないのかなとも思っているのですが…
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対策と回答
会社から退職日を早めるよう求められた場合、労働基準法に基づいて、労働者には退職日を選択する権利と有給休暇を使用する権利があります。あなたの場合、10月6日を退職日として選択し、10月1日から3日間の有給休暇を使用する計画を上司に伝えたところ、9月27日に退職するよう求められました。これは、あなたの権利を侵害する可能性があります。
労働基準法第20条によると、労働者は退職を希望する場合、30日前までに会社に通知すれば、その日を退職日とすることができます。また、同法第39条により、有給休暇は労働者が自由に使用する権利があります。したがって、会社が退職日を勝手に変更することは違法であり、あなたは法的に保護されています。
会社が「会社の権利がある」と主張する場合、それは労働基準法に違反する可能性があります。会社都合の退職とは、会社の経営上の理由などで労働者を解雇することを指しますが、あなたの場合は自己都合での退職です。会社が退職日を強制的に変更することは、会社都合の退職とは見做されません。
小さな家族経営の会社であっても、労働基準法は適用されます。会社の専務が全てを決定し、社長が介入しないという状況であっても、法的な権利は変わりません。もし会社があなたの権利を侵害する行動を取る場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、労働者の権利を保護する役割を持っています。
最終的には、あなたの希望する退職日と有給休暇の使用を会社と話し合い、法的な権利を主張することが重要です。諦める前に、法的な選択肢を検討し、必要に応じて専門家の助言を求めることも一つの方法です。
よくある質問
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