未経験で途中入社し試用期間3カ月目で突然「解雇通告」となりました。理由は一つの質問に答えることが出来なかったからだそうです。これまで働いてきた会社ではじめてのことです。労基からすると通常ではありえないことと言われました。これまでにその様なかたちで通知された事ある方はいますか？

未経験で途中入社し、試用期間中に突然解雇通告を受けることは、労働基準法に照らし合わせると異常な状況と言えます。労働基準法では、解雇に関して明確な規定があり、解雇が有効となるためには、合理的な理由と予告が必要です。特に、試用期間中の解雇についても、同様の基準が適用されます。

あなたのケースでは、一つの質問に答えられなかったという理由で解雇されたとのことですが、これは労働基準法における合理的な解雇理由とは考えにくいです。労働基準法では、解雇に際しては、その理由が客観的かつ合理的であることが求められます。一つの質問に答えられなかったという理由は、個人的な評価や主観的な判断に基づくものであり、客観的かつ合理的な理由とは言えません。

また、解雇に際しては、予告が必要であり、予告がない場合は、予告手当を支払うことが義務付けられています。あなたのケースでは、突然の解雇通告となったため、予告手当の支払いが求められる可能性があります。

このような状況に遭遇した場合、労働基準監督署に相談することが推奨されます。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための機関であり、解雇の有効性や予告手当の支払いなどについて、適切なアドバイスや支援を行ってくれます。

このような異常な解雇通告を受けた経験を持つ方は、少なくとも公的な労働問題の統計には現れていないと考えられます。しかし、労働者の権利を無視した企業の存在は、労働基準法の遵守を促すためにも、適切な対応が必要です。あなたのようなケースが増えることは、労働者の権利を守るための社会的な意識を高める契機となるかもしれません。