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育休からの復帰について、会社は拒否できるのでしょうか?

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対策と回答

2024年11月16日

育児休業からの復帰に関して、会社が拒否することは基本的にできません。日本の労働基準法により、育児休業を取得した労働者は、休業期間終了後に復帰する権利が保障されています。具体的には、労働基準法第65条により、女性労働者が産前産後休業を取得した場合、休業終了後に元の職務に復帰する権利があり、これを拒否することはできません。また、男性労働者についても、育児休業を取得した場合には同様の権利が保障されています。

ただし、会社が復帰を拒否する理由として挙げた「人員確保済み」や「体調の面」などは、法的には適切な理由とは言えません。人員確保に関しては、会社が育児休業を取得する労働者の復帰に備えて適切な人員配置を行うことが求められます。また、体調の面についても、労働者が医師の診断書などを提出して復帰可能であることを示した場合、会社はそれを理由に復帰を拒否することはできません。

あなたの場合、会社が復帰を拒否することは法的に問題があります。もし会社が復帰を拒否する場合、労働基準監督署に相談することができます。また、労働者の権利を守るために、労働組合に加入して相談することも有効です。

保育園の申し込みに関しては、育児休業の延長にあたり、保育所の申し込みが必須となることがありますが、これは法的には問題があります。保育所の申し込みが育児休業の延長の条件となることは、労働者の権利を不当に制限するものであり、労働基準法違反となる可能性があります。

以上の点を踏まえて、会社との交渉を行うことをお勧めします。もし交渉がうまくいかない場合は、労働基準監督署や労働組合に相談することを検討してください。

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