
昨年の仕事で、給料の一部がまとめて2月に支払われました。今年度も同様の予定です。これは違法ですか?訴える場合、どこに行けばいいですか?
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対策と回答
日本の労働基準法により、賃金は毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければなりません(労働基準法第24条)。あなたの場合、給料の一部がまとめて支払われていることは、この法律に違反している可能性があります。特に、支払いが遅延している場合、労働者は経済的な困難に直面する可能性があり、これは労働基準法が保護しようとしている点です。
訴える場合、まずは労働基準監督署に相談することが推奨されます。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、労働者の権利を保護するための行政機関です。相談に行く際には、雇用契約書、給与明細、勤務時間の記録など、関連する書類を持参すると良いでしょう。
また、弁護士に相談することも一つの選択肢です。弁護士は法的な観点から問題を分析し、法的措置を取るためのアドバイスを提供してくれます。法的措置には、労働審判や訴訟などがありますが、これらは弁護士の助けなしに進めるのは難しい場合が多いです。
最後に、このような問題を避けるために、雇用契約を結ぶ際には、給与の支払い方法やタイミングについて明確にすることが重要です。また、労働者は自身の権利を理解し、適切なタイミングで行動することが求められます。
よくある質問
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