退職にあたり、有給休暇を買い取ると社長から言われ押し切られましたが、有給休暇消化に変更してもらうことはできますか？以前に退職された方から買い取ると言われたのに最終日に買い取らないと言われた人が複数名います。知っていたので消化にしたかったのですが、パワハラ社長なので言い返せませんでした。退職届は有給休暇消化の日付でしか出していません。最後なので、もう何を言われてもいいです。法律的に難しいということであれば、諦めます。

退職時の有給休暇の取り扱いについては、労働基準法により定められています。労働基準法第114条によると、労働者が退職する際に未消化の有給休暇がある場合、使用者はその日数に応じた賃金を支払わなければなりません。これは、有給休暇を買い取る形でも、消化する形でも、どちらでも構いません。ただし、労働者の意思を尊重し、有給休暇を消化することを希望する場合は、その希望を使用者に伝えることが重要です。

あなたの場合、既に退職届を有給休暇消化の日付で提出しているため、法律的には有給休暇を消化することを希望する正当な権利があります。社長がパワハラ的な態度を取っているとのことですが、法的には社長の一方的な判断で有給休暇を買い取らせることは許されません。

このような状況では、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための機関であり、使用者が労働基準法に違反している場合に是正措置を取ることができます。具体的な手続きや相談方法については、労働基準監督署のホームページや窓口で詳しく説明を受けることができます。

最後に、職場環境がパワハラ的である場合、その状況を改善するために労働局や弁護士などの専門家に相談することも一つの選択肢です。自身の権利をしっかりと主張し、適切な手段で解決を図ることが大切です。