background

退職時に有給休暇を繰り越し分と併せて一気に40日消化しようと考えています。有給休暇中に、2回程度会社に出てきて、支障ない程度に簡単な事務処理を行うことは問題ありませんか?

もっと見る
logo

対策と回答

2024年11月16日

退職時に有給休暇を消化することは一般的に認められていますが、有給休暇中に労働することは労働基準法により制限されています。労働基準法第39条によると、有給休暇は労働者が自由に使える権利であり、会社はこの期間中に労働を求めることはできません。したがって、有給休暇中に労働することは法的には問題があります。

ただし、あなたのケースでは、退職前の最後の仕事として、簡単な事務処理を行うことを考えているとのことです。これが会社との合意の下で行われるのであれば、法的な問題は生じない可能性があります。しかし、このような取り決めは事前に会社と明確に合意を取り交わすことが重要です。また、労働時間や内容についても、会社との間で明確に定める必要があります。

さらに、有給休暇中の労働により、その期間が労働時間として認識されると、有給休暇の日数が減少する可能性もあります。これにより、本来消化しようとしていた有給休暇の日数が減少することになります。したがって、有給休暇中の労働については、会社との間で十分な確認と合意が必要です。

まとめると、有給休暇中の労働は原則として認められていませんが、あなたのケースのように、退職前の最後の仕事として行う場合、会社との合意の下で行うことは可能です。ただし、その際には、事前の合意と明確な取り決めが必要であり、また、有給休暇の日数が減少する可能性も考慮する必要があります。

background

TalenCat CV Maker
1クリックで履歴書を作成