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施設警備員の夜勤について、前日の夕方から翌日の朝まで仕事をした場合、明けは休みとして扱われているようです。また、夜勤が連続の場合、インターバルは7時間、実質休息がとれるのは4、5時間ほどしかありません。この勤務体制は業界標準なのか、労基に相談すれば処遇改善の期待はできますか?

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対策と回答

2024年11月16日

施設警備員の夜勤体制について、ご質問いただいた内容は、労働基準法に基づいて評価する必要があります。労働基準法では、1日の労働時間は原則8時間、週に40時間を超えてはならないとされています。また、連続勤務については、労働者の健康を確保するため、連続勤務日数に制限が設けられています。具体的には、連続勤務は原則6日以内とされており、7日以上連続で勤務させる場合は、労働基準監督署の許可が必要です。

ご質問の夜勤体制について、前日の夕方から翌日の朝までの勤務は、労働時間が16時間以上に及ぶ可能性があり、これは労働基準法の規定を超える可能性があります。また、連続勤務時のインターバルが7時間で、実質的な休息が4、5時間しかない点も、労働者の健康確保の観点から問題があると考えられます。

このような状況においては、労働基準監督署に相談することで、適切な指導や是正勧告を受けることが可能です。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、違反があった場合には是正措置を講じる権限を持っています。具体的な手続きについては、労働基準監督署に直接相談することをお勧めします。

また、業界全体の勤務体制については、施設警備業界においても、労働基準法に基づいた適切な労働条件が求められています。しかし、業界によっては労働条件が厳しい場合もあり、そのような状況では労働組合の設立や活動が労働条件の改善に役立つこともあります。

以上の情報を基に、ご質問の状況に対する適切な対応を検討いただければと思います。

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