
パートの有給消化、退職後の消化で、働いていた曜日しか使えないのですか?
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対策と回答
退職後の有給休暇の消化については、労働基準法に基づいて会社が定める就業規則に従うことになります。一般的に、有給休暇は労働者が自由に取得できる権利ですが、退職後の消化に関しては、会社の就業規則や慣習によって異なる場合があります。
あなたの場合、上司から最終勤務日から18日間有給休暇を取得可能と言われ、その旨を伝えたにもかかわらず、給料明細では10日分しか消化されておらず、8日分が未消化となっているとのことです。これは、会社の就業規則が「働いていた曜日しか有給休暇を消化できない」と定めている可能性があります。
会社の就業規則については、労働基準監督署に相談することで確認が可能です。また、労働基準法第39条により、有給休暇は労働者の権利であり、会社が不当に制限することは許されません。したがって、会社が就業規則に基づいて有給休暇の消化を制限している場合でも、その規則が労働基準法に違反していないかを確認する必要があります。
具体的な対応策としては、まず会社の人事部門や労働組合に相談し、就業規則の内容と有給休暇の消化について明確な回答を求めることが重要です。その上で、会社の対応が法的に妥当でないと判断された場合、労働基準監督署に相談することを検討してください。
また、退職後の有給休暇の消化に関しては、今後の転職活動においても注意が必要です。新しい会社の就業規則を確認し、有給休暇の取得条件や退職後の消化方法について明確に理解しておくことが望ましいです。
