約20日間出勤のパートの募集があり、面接を受けたら、採用されました。試用期間3か月です。試用期間1か月目2か月目は、出勤日数が20日間ほどあったのですが、3か月目になったとたん、一気に減らされ12日間だけになりました。何も告げられてません。辞めて欲しいということでしょうか。

あなたの状況について、まずは冷静に分析してみましょう。試用期間中に出勤日数が減らされたことは、確かに不満を感じるかもしれませんが、必ずしも辞めて欲しいという意味ではないかもしれません。日本の労働法では、試用期間中の労働条件は、基本的には雇用契約書に記載された内容に従うことになります。しかし、実際の出勤日数が契約内容と異なる場合、それは労働条件の変更とみなされる可能性があります。

労働条件の変更については、労働基準法第15条により、労働者の同意がなければならないとされています。つまり、出勤日数が減らされたことについて、あなたが同意していない場合、それは違法な変更となります。

また、出勤日数が減らされた理由についても、明確にされるべきです。会社側が何も説明しない場合、それは労働者の権利を無視した行為となります。あなたは、会社に対して、出勤日数が減らされた理由と、それが一時的なものなのか、それとも恒常的なものなのかを明確に求める権利があります。

もし、会社側が合理的な理由を示さない場合、あるいはその変更があなたにとって不利益である場合、労働基準監督署に相談することも一つの選択肢です。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための行政機関であり、あなたの状況を評価し、必要な助言や指導を行ってくれます。

最後に、辞めて欲しいという意図があるのかどうかについては、直接的な言葉で示されない限り、推測することは難しいです。しかし、労働条件の変更があなたにとって不利益である場合、それは辞める理由となり得ます。あなたの権利と将来のキャリアを考える上で、冷静に判断し、適切な行動を取ることが大切です。