時短勤務正社員として働いていますが、シフト勤務で9:30〜16:30の勤務内にハマる仕事が無いため、1日3時間で帰らされたり、週3日しか勤務を入れてもらえない事が5ヶ月間続きました。給料が激減し、規定給料額には足りません。これは違法ですか?また、会社都合の勤務体制やシフトカットに問題はありますか?
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対策と回答
時短勤務正社員としてのあなたの状況は、労働基準法に基づいて評価する必要があります。労働基準法では、使用者は労働者に対して、労働契約に基づいて定められた労働時間を遵守し、労働者に対して労働契約に基づいて定められた賃金を支払う義務があります。あなたの場合、労働時間が大幅に削減され、それに伴い賃金も減少しているため、これは労働基準法に違反する可能性があります。
具体的には、労働基準法第24条では、賃金は全額を直接労働者に支払わなければならないとされており、労働時間の削減による賃金の減少が不当である場合、この規定に違反する可能性があります。また、労働基準法第37条では、時間外、休日及び深夜の割増賃金について定めており、労働時間の削減が不当である場合、この規定にも違反する可能性があります。
さらに、育児休業法に基づく育児休業後の復帰支援についても、会社は労働者の復帰を円滑に行うための措置を講じる義務があります。あなたの会社が育児休業後の体制整備を怠っていることは、この法律に違反する可能性があります。
このような状況では、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための行政機関であり、労働基準法違反の疑いがある場合には、調査を行い、是正勧告を行う権限を持っています。また、弁護士に相談して法的措置を取ることも一つの選択肢です。
最後に、会社との話し合いも重要です。労働条件の改善や賃金の見直しについて、会社と直接話し合うことで、問題の解決に向けた第一歩を踏み出すことができます。ただし、話し合いがうまくいかない場合や、会社が法的義務を果たさない場合には、上記のような法的措置を取ることが必要になるかもしれません。
よくある質問
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