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会社説明会などで出される、有給消化率とは、有給消化率80%の場合、残りの20%は消化しきれずに失効してしまったということでしょうか?それとも、まだ消化してないだけで、権利は持っている、失効した有給はないということでしょうか?

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対策と回答

2024年11月16日

有給消化率とは、従業員が付与された有給休暇のうち、実際に使用した割合を指します。有給消化率が80%である場合、付与された有給休暇の80%を使用し、残りの20%は未使用のまま残っていることを意味します。

日本の労働基準法によると、有給休暇は一定の条件を満たせば失効しません。具体的には、有給休暇の権利は付与された日から2年間有効であり、この期間内に使用しなかった場合に初めて失効します。したがって、有給消化率が80%であっても、残りの20%がすぐに失効するわけではありません。従業員は、付与された日から2年以内にその権利を行使することができます。

ただし、企業によっては、有給休暇の管理や消化促進のために、一定期間内に使用しなかった有給休暇を強制的に失効させる場合もあります。このような場合、従業員はその旨を明確に知らされるべきであり、労働基準監督署に相談することも可能です。

まとめると、有給消化率80%の場合、残りの20%は原則として失効しませんが、企業の規定や労働基準法の遵守状況によっては失効する可能性があります。従業員は自身の権利を理解し、必要に応じて企業や労働基準監督署に問い合わせることが重要です。

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