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会社が「2時間残業したら2時間早く帰って良いよ、残業代は出せないからね」と言っていますが、残業は割り増し賃金が適用されるべきではないでしょうか?

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対策と回答

2024年11月16日

日本の労働基準法によると、残業に対しては通常の賃金よりも高い割り増し賃金が支払われることが義務付けられています。具体的には、1日8時間、週40時間を超える労働に対しては、少なくとも25%以上の割り増し賃金が適用されます。さらに、深夜労働(午後10時から午前5時まで)や休日労働についても、別途割り増し賃金が規定されています。

あなたの会社が提案している「2時間残業したら2時間早く帰る」という制度は、形式的には労働時間の調整を行っているように見えますが、実質的には残業代の支払いを回避しようとするものであり、労働基準法に違反している可能性があります。労働者は、法定の労働時間を超えた分については、適切な割り増し賃金を受け取る権利があります。

このような状況にある場合、まずは会社の人事部門や労働組合に相談し、法的な観点から問題を提起することが考えられます。もし、会社が法的な義務を履行しない場合、労働基準監督署に相談することも一つの手段です。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、違反があった場合に是正措置を講じる権限を持っています。

また、労働問題に関する専門家や弁護士に相談することも、法的な権利を守るための有効な手段です。彼らは、具体的な状況に基づいて、法的なアドバイスを提供し、必要に応じて法的措置を取ることができます。

結論として、会社が提示する「残業した分だけ早く帰る」という制度は、労働基準法に基づく残業代の支払い義務を回避しようとするものであり、法的に問題がある可能性が高いです。労働者は、自分の権利をしっかりと守るために、適切な手段を講じることが重要です。

よくある質問

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基本一人作業なのですが、たまに数人で集まって作業することがあります。そのときに、自分の作業が削れないので休憩時間が足りていないです。休憩していない、足りないことを上司にどう言って確保したらいいですか?言わないと休憩時間を削って定時で帰ることになります。1日全体でっていうより数時間以内の作業なので、把握は出来ないはずです。

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職場の交通費について、家庭の事情で通勤時間が電車で1時間ちょっとかかるところに引っ越すことになりましたが、交通費が一銭も出ないと言われて唖然としています。交通費不支給の理由としては、①自己都合で今住んでいるところより遠くに引っ越すことになったため会社は負担できない、②車通勤が主流の田舎なので電車での交通費は出ないという二点でした。結婚前は片道15キロの車通勤で、上限いっぱいの1万円の交通費が支給されていました。結婚してから自転車通勤になり、これからは片道1時間ちょっとの電車通勤になったという流れになります。引越しなんて自己都合でしかないですし、①に関しては全く理解ができません。②についても車通勤では支給されて、電車の定期は支給されない意味が理解できません。ちなみに次の引越し先から職場までの直線距離は60キロほどで定期代は月2万8千円ほどです。この一連の話は専務が言っていて、直々の上司からは、おかしな話だからもう一度聞いてみてもいいかもと言われましたが、どうなんでしょうか。誰か納得のいく説明をしていただけないでしょうか。

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以前、会社で約6700平方メートルの土地の草刈りを2人で行いました。私は約2400平方メートル、もう1人は約4200平方メートルの草を刈りました。この仕事の報酬は10万円で2人で折半されましたが、私の報酬は2万円、もう1人の方は8万円でした。私の担当部分は草が茂っていたため、多く刈れなかったこともありますが、この報酬配分は妥当だと思いますか?
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