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残業代は1分単位で支払わなければ違法なんですか?私の勤め先では、先月に10時間40分残業したのになぜか10時間30分しか支給されていません。1分単位で支払わなければならないのにおかしいですよね?

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対策と回答

2024年11月16日

残業代の計算方法は、労働基準法によって定められています。労働基準法第37条によると、使用者は労働者に対して、法定労働時間を超えて労働させた場合には、その時間について割増賃金を支払わなければなりません。この割増賃金の計算は、原則として1分単位で行わなければならないとされています。

具体的には、労働基準法施行規則第19条によると、「使用者は、労働者に対し、労働時間を計算するに当たり、1分単位で計算しなければならない」とされています。これは、残業時間も同様に1分単位で計算することを意味します。

あなたの場合、10時間40分の残業に対して10時間30分の残業代しか支給されていないということですが、これは労働基準法に違反している可能性があります。労働基準法違反の疑いがある場合、労働基準監督署に相談することができます。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、違反があった場合に是正措置をとる権限を持っています。

また、労働組合に加入している場合は、組合を通じて会社と交渉することも可能です。労働組合は、労働者の権利を守るために様々な活動を行っており、残業代の未払いなどの問題についても対応してくれます。

残業代の計算方法については、会社の就業規則や賃金規程にも記載されていることが多いので、一度確認してみることをお勧めします。就業規則や賃金規程に1分単位での計算が明記されているにもかかわらず、実際にはその通りに行われていない場合は、労働基準法違反の疑いが強まります。

残業代の未払いは、労働者の権利を侵害する重大な問題です。あなたのように、残業代が正しく支払われていないと感じた場合は、適切な手段を講じて自分の権利を守ることが大切です。

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