新入社員ですが、日々の業務が辛く、拘束時間が長くて困っています。みなし残業で残業代が70時間までしか出ず、効率の悪い業務ばかりで拘束時間が8時半から22時過ぎまであります。この会社はブラック企業なのでしょうか？

新入社員として、日々の業務が辛く、拘束時間が長いというお悩みについて、以下の点を考慮してご回答いたします。

まず、みなし残業制度についてですが、これは企業が従業員の残業時間を一定の範囲内で固定し、その分の賃金を毎月支払う制度です。しかし、あなたの場合、残業代が70時間までしか出ないとのことで、これは法定労働時間を超える残業がある場合、その分の賃金が支払われない可能性があります。これは労働基準法に違反する可能性があります。

次に、拘束時間が8時半から22時過ぎまでという点ですが、これは法定労働時間を大幅に超えており、過労に繋がる可能性があります。また、効率の悪い業務ばかりであるということは、業務の効率化が図られていないことを示しており、これも労働環境の悪化に繋がります。

これらの点から、あなたの所属する会社はブラック企業の可能性があります。ブラック企業とは、労働基準法を無視し、従業員の健康や生活を無視して利益を追求する企業を指します。具体的には、長時間労働、残業代の未払い、労働環境の悪化などが挙げられます。

しかし、会社がブラック企業であるかどうかを判断するには、さらに詳細な情報が必要です。例えば、他の従業員の状況、会社の労働環境改善の取り組みなどを確認する必要があります。

また、あなた自身の体調管理も重要です。過労による健康被害は避けるために、適切な休息や食事、運動を心がけることが大切です。

最後に、もし会社がブラック企業であると判断される場合、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、違反があった場合に是正措置を講じる機関です。

以上の点を踏まえて、あなたの状況を改善するためのアドバイスを提供します。まず、会社の労働環境を改善するために、労働組合に加入することを検討してください。労働組合は、従業員の権利を守り、労働条件の改善を図るための組織です。また、自分自身の健康管理を徹底し、過労による健康被害を防ぐことが大切です。

最後に、もし会社がブラック企業であると判断される場合、転職を検討することも一つの選択肢です。転職によって、より良い労働環境で働くことができる可能性があります。

以上が、あなたのお悩みに対する回答です。ご参考になれば幸いです。