
最低賃金を下回る給料が支払われた場合、労働基準法に違反しているのでしょうか?
対策と回答
日本の労働基準法により、最低賃金は全国的に定められており、雇用主はこれを遵守する義務があります。あなたの場合、給料が最低賃金を下回っていることが問題となります。
労働基準法第12条によると、最低賃金は労働者が1時間働いた場合に支払われる最低限の賃金を定めています。これは、労働者が正当に働いた分の賃金を受け取る権利を保護するためのものです。あなたの給料が最低賃金を下回っている場合、この法律に違反している可能性があります。
また、給料の支払い日についても、労働基準法第24条により、賃金は少なくとも毎月1回、一定の期日を定めて支払わなければならないとされています。あなたの会社が10日を締め日、25日を振込日としていることは、この法律に準拠していると考えられます。
しかし、最低賃金の適用について、会社が「11日から適用される」と主張することは、労働基準法に違反する可能性があります。最低賃金は、労働者が働いたすべての時間に対して適用されるべきであり、部分的な適用は許されません。
このような状況では、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働基準監督署は、労働基準法の遵守状況を監督し、違反があった場合には是正措置を講じる権限を持っています。あなたの権利を守るために、労働基準監督署に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
また、労働組合に加入することも一つの選択肢です。労働組合は、労働者の権利を擁護し、労働条件の改善に努める組織です。労働組合に加入することで、あなたの権利をより強力に主張することができるかもしれません。
最後に、このような問題が発生した場合、まずは冷静に対応し、法的な手続きを踏むことが重要です。あなたの権利を守るために、適切な措置を講じることをお勧めします。
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