理学療法士として15年間勤務し、現在は急性期病院で後輩指導や学術活動、臨床カンファレンス等に従事していますが、7時出勤22時帰宅の長時間労働が続いています。最近、職場で倒れる事案が発生し、業務時間の短縮と改善策を提案したところ、上司から自己管理不足とされました。家族、特に9歳の娘との時間が取れないことに悩み、PT協会学術系を退会しようと考えています。しかし、超急性期病院でのみの経験しかなく、定時で帰れる職場があるのか不安です。家族を優先しつつ、自分のキャリアも維持できる職場を探すにはどうすればよいでしょうか？

理学療法士として15年間の経験を積まれたあなたのような専門家にとって、家族との時間を確保しながらキャリアを維持することは非常に重要です。特に、超急性期病院での経験が豊富な場合、そのスキルは多くの職場で高く評価されます。以下に、家族を優先しつつ、キャリアも維持できる職場探しのアドバイスをいくつか提供します。

1. 地域の総合病院や慢性期病院への転職: 超急性期病院と比較して、これらの病院では通常、より定時での勤務が可能です。また、あなたの豊富な経験は、患者のリハビリテーションにおいて大きな価値を持ちます。

2. 訪問リハビリテーションサービス: この分野では、患者の自宅を訪問し、リハビリテーションを提供することが求められます。これにより、勤務時間の柔軟性が高まり、家族との時間を確保しやすくなります。

3. クリニックや診療所: 小規模なクリニックや診療所では、通常、より定時での勤務が可能です。また、あなたの経験は、これらの施設でのリハビリテーションプログラムの開発に大きく貢献できます。

4. フリーランスや自営業: 自分で仕事をコントロールできるフリーランスや自営業も選択肢の一つです。これにより、勤務時間を自分で設定し、家族との時間を確保することができます。

5. 職場の改善提案: 現在の職場でも、業務改善の提案を行うことができます。例えば、業務の効率化やチームワークの強化を通じて、勤務時間の短縮を図ることが可能です。

最後に、転職を考える際には、必ずしも超急性期病院だけを見るのではなく、他の分野や職場も視野に入れることが重要です。あなたのスキルと経験は、多くの職場で高く評価されるはずです。家族との時間を大切にしながら、自分のキャリアも継続的に発展させることができる職場を見つけることを願っています。