
育児休暇中で、仕事復帰が困難なため退職を考えています。退職後に受け取れるお金や必要な手続きについて教えてください。
もっと見る
対策と回答
育児休暇中に仕事復帰が困難で退職を検討されている場合、失業保険(雇用保険)の受給が可能です。この制度は「基本手当」と呼ばれ、退職後に一定の条件を満たすことで受給できます。
基本手当の受給条件
- 雇用保険の被保険者期間:離職日以前の2年間に、被保険者期間が通算して12ヶ月以上あること。
- 離職理由:正当な理由(自己都合、会社都合など)による離職であること。
- 離職後の活動:求職活動を行い、再就職の意思を示すこと。
退職時に受け取るべき書類
- 離職票1・2:雇用保険の受給資格を確認するために必要。
- 源泉徴収票:税金の還付や確定申告に必要。
- 雇用保険被保険者証:雇用保険の加入状況を確認するために必要。
- 退職証明書:再就職時に提出が求められる場合がある。
基本手当の手続き方法
- ハローワークへの申請:離職票を持って最寄りのハローワークへ行き、求職申込書と失業認定申告書を提出。
- 失業認定日の設定:ハローワークで失業認定日を設定し、その日に求職活動の状況を報告。
- 基本手当の受給:失業認定を受けると、約4週間後から基本手当が支給される。
これらの手続きを行うことで、退職後の経済的支援を受けることができます。詳細な条件や手続きは、ハローワークでの相談をお勧めします。
